こんにちは! サヘランです みなさん、いかがお過ごしでしょうか
季節がらかホットコーヒーが美味しくて、わかっちゃいるのにやめられません(笑)
嗜好品に限らず何かしらの習慣っていうのは、ほったらかしておくと一生つづいてしまいます(^^;
今回は、「自由意志」の0.2秒間だけに存在するパラレルワールドについて見ていきましょう!
「自由意志」が働くとされる0.2秒間の選択の積み重ねで、あなたにとってより良いパラレルワールドを歩める可能性があるとしたら、活用しない手はありませんね!
それではみなさん、しばしのお付き合いのほどよろしくお願いします
「自由意志」と思い込んでいる、わたしたちは「生体学的な操り人形」なのか
「自由意志」に関する研究の歴史は古く、1983年には米国の生理学者ベンジャミン・リベット(Benjamin Libet 1916 – 2007)が、わたしたちがとある動作をしようとする「意識的な意思決定」以前に、「準備電位(Rediness Potential)」と呼ばれる無意識的な電気信号が立ち上がるのを、脳科学的実験によりすでに確認していました。
A われわれが「動作」を始める平均0.2秒前には、「意識的な決定」を表すシグナルが現れる
B「意識的な決定」を示す電気信号の約0.35秒前には、それを促す無意識的な「準備電位」が現れている
ということが、確認できたのです。
単純な計算で 0.35秒+0.2秒=0.55秒 すなわち
ⅰ ニューロンが発火して、誤差を含め平均0.6秒~0.5秒で「行動」が起こる
ⅱ 「行動」の前の0.4秒~0.3秒より前に「行動」を変える「自由意志」を挟む余地がある
ということになります! がその間わずか0.2秒の猶予しかありませんので、時間的にも
わたしたちのほとんどは、意識的に行動を変えるに至っていません、結果的には…
「自由意志」と思い込んで行動している、「生体学的な操り人形」なのかもしれません。
「自由意志」の0.2秒間、脳内ニューロン発火と枝分かれのパラレルワールド
2015年末のドイツの研究チームが行った実験(プレスリリース)は、「準備電位」による脳の無意識的決定と、われわれの意識的な意思決定の関係を調べるものでした。
コンピューターモニター前に座り、先行する無意識的な準備電位が検出されたあとに、行動を意識的に中断・拒否できるかを脳電位計測により調査する「中断ゲーム」を被験者に行うものでした。
研究の中心となった、ジョン=ディラン・ハインズ教授らが明らかにしたのは、「ブリーフシステム(脳の配線)」からの司令を拒否するのは可能だということでした。
ただし、後戻りできないポイントというのは確かに存在しました。実験では、ボタンを押す約0.2秒前までならば、動作を中断、または拒否することが可能であったという。0.2秒を下回ると、ボタンを押す動作は止められなかったということが、分かりました。
たとえば、分かりやすくコーヒーカップを口に運ぶ動作の例でみてみましょう
①脳が「コーヒーカップを動かす準備」を完了( 0.6秒~0.5秒前)…「準備電位」の発生
⇩⇐「自由意志」を挟む余地、最大0.2秒間(例 運ばなくてよいと拒否する)
②意志が「コーヒーカップを動かせ!」と命令したと錯覚 ( 0.4秒~0.3秒前)
⇩
③コーヒーカップが動くので、このことより自分の意志で決めたと錯覚する(0秒)
重要なことは、「自由意志」を挟まなければ、自分で決めたことと「錯覚していること」で…
実際は、自分の意志で決定したのではなく、過去の体験をもとに作られた「ブリーフシステム(脳の配線)」が行動を決めていたということです(^^;)
問題なのは、激昂しやすい人の例です
① 脳が「腹立たしいので胸倉をつかむ準備」を完了( 0.6秒~0.5秒前)
⇩⇐「自由意志」を挟む余地、最大0.2秒間(例 つかまなくてよいと拒否する)
② 意志が「腹立たしいので胸倉をつかめ!」と命令したと錯覚 ( 0.4秒~0.3秒前)
⇩
③ 腹立たしくも胸倉をつかんでいるので、このことより自分の意志で決めたと錯覚する(0秒)
この後、さらに大きなトラブルになりかねないのは、誰もが想像できます(>_<)
タイミングよく「自由意志」によって「拒否権」が発動できたなら、腹はたってもトラブルは回避できそうです。
この、0.2秒間の隙間に「自由意志」を挟むならば、脳内ニューロン発火の枝分かれのなかの、最善のパラレルワールドへ進むことができますよね!
では、「自由意志」を挟む余地、最大0.2秒間しかないこの瞬間に、どうやって滑り込めば良いのでしょうか?
「ヴィパッサナー瞑想」で「今ここにある、ありのままの自分」に気づく
脳は、現在の問題を「素早くインプットし」、過去の記憶や経験により形成された配線を通して、「決断としてアウトプットする」ように出来ています。
脳が「経験した過去の全てを知り得た」とすると、予測することが可能だろう「生体的判断の流れ」を、「意識をもつわたしたち」によって拒否できるということでした。
わたしたちにはまだまだ未熟ですが、「無意識の反応」を察知する習慣を身につければ、「自由意志の力」は次第に発達するので、「最善の未来への自由」が得られるようなるといえます!
「無意識の反応」を察知する習慣を身につける方法として、もっとも簡単でオススメなのが「ヴィパッサナー瞑想」です。
ヴィパッサナー瞑想には「物事をありのままに見る」という意味がるようです。そして、ヴィパッサナー瞑想のやり方の根本は「今という瞬間に完全に注意を集中する」ということなのです。
「歩く」「立つ」「座る」という動作の「ヴィパッサナー瞑想」がありますが、「歩く」の基本を紹介しましょう。瞑想法は、一回30分ほどの時間を設けて、集中して行って下さい。
① 背筋を伸ばし、前か後ろで一旦足を組みます(足の動きに集中するため)
② 右足に全神経を集中し、「右足」と心で確認(感覚的に合うなら左からでもかまいません)
③ 「上げます」と同じく心で確認しながら右足をあげます
④ 「運びます」と同じく実況しながら、右足を前へと進めます
⑤ その後にに降ろすときも「降ろします」と確認してください
⑥ 次は左足に全神経を集中し、「左足」と心で確認。右足と同様にしていってください
「立つ」「座る」の方法より眠くならないのと、心身の調和がいち早く実現する瞑想法です。
回を重ねるにしたがって、「今ここにある、ありのままの自分」に気づけるようになります。
瞑想法による、普段からの準備が功を奏するかっこうで、0.2秒の瞬間に十分に対応できるようにするのです!これなら瞬間にビビらなくてすみます!(^^)!
自分で選んだと「思い込んでいる意志」より本物の「自由意志」で生きよう
いかがでしたでしょうか
何かしらの習慣ていうものは、良くも悪くもほったらかしておくと一生つづいていきます(汗)
「自由意志」の0.2秒間だけに存在するパラレルワールドについて、お分かりいただけましたか?
お釈迦さまが悟りを開くときに、使っていたといわれている「ヴィパッサナー瞑想」は普段スルーしがちな身体感覚、思考、感情を意識するもので、本物の「自由意志」を発達させてくれます。
「自由意志」が働くとされるの0.2秒間の選択の積み重ねで、あなたにとってより良いパラレルワールドを歩むための手段となれば幸いです!
そういってるサヘランは、「ヴィパッサナー瞑想」にとりくんでます、本日も(- -)zzz
みなさん、最後までご覧いただきありがとうございます
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