ホーキング博士の遺稿集「BA to the BQ」その予言と価値

H博士グーグル モンスト町
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 みなさん、ご機嫌いかがお過ごしでしょうか

こんにちは! サヘランです

日本では、来年の未来予測をすると”鬼に笑われる”ようですが(笑)、有名な物理学者ともなるとそうではないかもしれませんね?

スティーブン・ホーキング(1942-2018)は、ブラックホールと一般相対性理論に関する研究で有名な理論物理学者でしたが、その知名度から、今後数十年の間に人類が直面すると思われる大きな課題や存亡の危機を強調しことでも知られています。

ホーキング博士の遺稿集『Brief Answers to the Big Questions』には未来予測や洞察に加えて、科学と技術の進歩が人類に与える影響についての深い考察が含まれています。その価値について見ていきましょう。そして、みなさんならどんな風に対策していきますでしょうか?

それではみなさん、しばしのお付き合いのほど

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ホーキング博士の気になる中心となる「4つの予言」は的中するのか?

 ホーキング博士の遺稿集には、多くの未来予測や洞察に加えて、科学と技術の進歩が人類に与える影響についての深い考察が含まれています。その中で人類の未来について提言し、警告している主なテーマは、次の4点と集約できます。

1,AIと人類の未来
2,地球外生命体との接触
3,地球上の未来と環境問題
4,人類の存続と宇宙への進出
です。

的に的中する矢

当ブログでも上記の4点の内容は、折に触れて過去記事に盛り込んではありますが…
果たして、気になる中心となる「4つの予言」は的中するのでしょうか?

1,AIと人類の未来および、2,地球外生命体との接触への予言

 まずは、人類がいまだかって初めて出会う”未知なる知性”との出会いに関する2つの予言について

1,AIと人類の未来
ホーキング博士は、人工知能(AI)の進化によって人類の未来が大きく変わる可能性があることを指摘しています。彼はAIが人間の知能を超え、制御不能な状態に至る可能性があると警告しています。それにより、AIの進化が人類に対する脅威となる可能性があると述べています。

2,地球外生命体との接触
ホーキング博士は、地球外生命体との接触についても議論しています。彼は地球外知的生命体が存在する可能性は高いとし、その接触がある場合、人類にとってプラスの影響もネガティブな影響もあり得ると述べています。

3,地球上の未来と環境問題および、4,人類の存続と宇宙への進出への予言

 そして、人類とその仲間たちともいうべき生物たち”人類と取り巻く生物たちの存続”に関する2つの予言について

3,地球上の未来と環境問題
地球上での未来についても博士は言及しており、特に環境問題に関する懸念を示しています。彼は地球温暖化や環境破壊などの問題が深刻であり、これらの問題に対処するための行動が急務であると述べています。

4,人類の存続と宇宙への進出
ホーキング博士は、人類の存続についても言及しており、地球外での生存可能な惑星への探査や移住が将来的に重要になると主張しています。彼は宇宙への進出が人類の存続に不可欠であるとの見解を示しています。

予言の的中に備えて、順次行動に移るが”吉!”か?

 さて、それぞれにどのように備えて、行動に移せばよいのでしょうか?

 1,AIと人類の未来と、2,地球外生命体との接触は似た部分があります。それは、人類がかって接触したことのない”新しい知性”との出会いというイベントだからです。

そこで身近になりつつある”AIの得意と苦手”から考えてみましょう。
AIはデータ解析やパターン認識、複雑な計算、言語処理、推論などのタスクを高い精度で行えますが、それらはプログラミングされたアルゴリズムや学習データに基づくものです。
逆に、特定のタスクにおいて人間のような柔軟性や創造性、直感的な判断が求められる場合AIの能力には制約や限界が浮き彫りになります。 

最近では、より柔軟性や創造性を持つAIの研究も進んでおり、例えば生成モデルや強化学習を用いた手法などが開発されています。これらの手法は、従来のアルゴリズムの制約を一部克服し、より柔軟性のある行動や意思決定を行う可能性を模索していますが、まだ完全に人間と同等の柔軟性や創造性を持つことは難しいとされています。 

母オオカミと6匹の子オオカミたち 出典:Cyril Ruoso

ましてや、野生動物の母親が仔を育てるための行動や判断について、AIが完全に模倣することは難しいと言えます。野生動物の母親は、環境や仔の状態に応じて様々な行動を取りますが、これらの行動には複雑な判断や直感、経験、そして感情が関わっています。

例えば仔の保護や餌付け、訓練、遊び、社会化など、野生動物の母親は様々な状況に対応して行動を調整します。これらの行動は単なるルールやパターンだけではなく、状況に対する適切な判断や柔軟性、そして愛情や保護欲求などの感情が関与しています。

”新しい知性”との出会いイベントには、人間や野生動物がもつような、”柔軟性や創造性、直感的な判断の能力”をより磨いていくことが大切だと分かってきます!

 3,地球上の未来と環境問題と、4,人類の存続と宇宙への進出”人類が確実に生き残る”という共通したイベントへの備えになっていきます。

ホーキング博士は、地球温暖化が取り替えしの付かないものになる、いわゆるティッピング・ポイントを懸念していました。特に、2017年にアメリカがパリ協定からの離脱を決定したことに懸念を示しました。

地球温暖化や環境破壊などのネガティブな要素は、ストップあるいはリカバリーし、なるべく住みかとしての地球の寿命を延ばしていくこと、それと同時に、ホーキング博士が何十年もの間、人類が他の惑星に恒久的に定住するプロセスを開始するよう説いてきたように、これを実行していくことです。

”人類と他の生物が確実に生き残る”ように舵を切る、地球の寿命を可能な限り延ばし同時に、住みかとしての宇宙に目を向けるという方向に”一票を投じる”ような観点で日々生活するようにしたいものです!

AIのお答えの”皮肉?”あるいはAIの”バグ”?と大切にしたいこと

 いかがでしたでしょうか、

ホーキング博士の気になる中心となる「4つの予言」とその的中への備えについては

じつは前もって、AI Chat に質問を浴びせてみたところ、「人間にできないのにAIにできるか?」って、ちゃっかり皮肉られました。(笑)

その、AI Chatの”回答部分の一部”ですが記載します

「…野生動物の母親の行動や判断には複雑な要素が絡んでおり、その豊かな行動スキルや判断は人間がまだ完全に理解し、模倣することが難しいとされています。そのため、野生動物の母親のような行動や判断を完全に再現することは、現時点ではAIにとって苦手または不可能な領域と言えます」

たしかに、人間は本能が壊れているので…野生動物の母親のようには、状況に対する適切な判断や柔軟性、そして愛情や保護欲求などの感情を無意識に発揮できないのかもしれませんしねっ!?(泣)

大脳皮質優位な人間は、つねに頭で考えて”頭でっかち”に行動しているのかもしれません…
たとえば”エモーショナルな愛情や保護欲求などの感情”に優劣をつけると

    AI < 人類 < 野生動物

となるのかもしれませんし、当てはまる事例がたくさん見つかりそうです!! 

そう考えると、現在地球にいる動植物たちみんなを大切にし、なおかつ宇宙が住みかになっても共に移住することが理想になってきます。

まるで「ノアの箱舟の伝説」ですよね!人間にはまだまだ、いっしょに連れて行く、動植物の生態から学ぶことは多々あるとサヘランも痛感します!! みなさんも何かきっと”暖かい気持ち♡”になってきたろころで、今回の筆を置きたいとおもいます。

それではみなさん、最後までご覧いただきありがとうございます

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