「幸せ度向上」ポジティブ心理学、日本人の研究による「4つの因子」

犬イラスト・スイッチ モンスト町
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 みなさん、ご機嫌いかがお過ごしでしょうか

こんにちは! サヘランです

今日では、経済優先策のもとにモノ的な充足感は十分だと感じる人が増えるとともに、経済優先の結果として、環境問題やエネルギー最適化といったモノ的豊かさの負の側面が表立ってきています。

さらには、ポジティブ心理学や幸福学(well-being study)がすすみ、“物の豊かさ”よりも“心の豊かさ”の方が人々の幸せに直結することが明らかにされつつあります。

そこで、「幸せ度向上」に関して、ポジティブ心理学の日本の研究者が明らかにした「4つの因子」について…

幸せ度を向上するためには、「自己実現と成長」「つながりと感謝」「前向きと楽観」「独立とマイペース」が必要だとすることについて記事にしてみました

それではみなさん、しばしのお付き合いのほど

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日本人の「幸せの心的要因」のアンケート研究で明らかになったことは

 日本人1500人に対し、幸せの心的要因に関する因子分析についてのアンケート調査を、佐伯政男,蓮沼理佳,前野隆司の3氏が,主観的well-beingとその心理的要因の関係研究(日本心理学会第76回大会発表論文集)の中で行いました。

その結果、幸せ度を向上するためには、「自己実現と成長」「つながりと感謝」「前向きと楽観」「独立とマイペース」の4つの因子を高めることが有効であることが分かりました

さらに、クラスター分析の結果、幸福度の高い人々は4つの因子がすべて高い傾向にあることを明らかになってきます。

みなさんは、この4つの因子の高さに、どれくらいの自覚がありますか?

幸福の木・人
幸せの木・イメージ

サヘランも例外ではないですが…つながりと感謝はあるけども、反面そのしがらみで(苦笑)独立とマイペースには至ってないなぁとか、前向きで楽観的なのはいいんだけど、のんびり過ぎて自己肯定感(自己実現と成長)が得られないなぁ…とかいろいろとバランスが整わないのではないでしょうか(^^;

これは、もう少し4つの因子を嚙みくだいて、中身を見てみる必要がありそうですね!

あなたにとって何が必要なのか「4つの因子」の中身について

 それでは、幸せの心的要因に関するアンケート結果を因子分析して求めた「4つの因子」と、因子に相関が大きかった4つの項目およびその主な質問項目を並べてみましょう。

そのことによって、あなたにとって何が必要なのか知る、助けになると思われます

「やってみよう!」因子(自己実現と成長の因子)

①コンピテンス(私は有能である)
②社会の要請(私は社会の要請に応えている)
③個人的成長(私のこれまでの人生は、変化、学習、成長に満ちていた)
④自己実現(今の自分は「本当になりたかった自分」である)

サヘラン的には、GDP低成長の昨今ではきびしーい因子ですね。小幅にステップ・アップに読み替えるまたは、ヘコんでも持ち堪えていることこそ素晴らしい!とすることですね。

「ありがとう!」因子(つながりと感謝の因子)

①人を喜ばせる(人の喜ぶ顔が見たい)
②愛情(私を大切に思ってくれる人たちがいる)
③感謝(私は、人生において感謝することがたくさんある)
④親切(私は日々の生活において、他者に親切にし、手助けしたいと思っている)

①~④それぞれを1日1回試みるなんてできたら、かなり善い日になりますよね!

アロマキャンドル
感謝のアロマキャンドル・イメージ

「なんとかなる!」因子(前向きと楽観の因子)

①楽観性(私はものごとが思い通りにいくと思う)
②気持ちの切り替え(私は学校や仕事での失敗や不安な感情をあまり引きずらない)
③積極的な他者関係(私は他者との近しい関係を維持することができる)
④自己受容(自分は人生で多くのことを達成してきた)

この因子は、得意な人と脳の神経伝達の関係で生まれながらに「不安が強い(※)」傾向の人がいます。

「あなたらしく!」因子(独立とマイペースの因子)

①社会的比較のなさ(私は自分のすることと他者がすることをあまり比較しない)
②制約の知覚のなさ(私に何ができて何ができないかは外部の制約のせいではない)
③自己概念の明確傾向(自分自身についての信念はあまり変化しない)
④最大効果追求のなさ(テレビを見るときはあまり頻繁にチャンネルを切り替えない)

サヘラン的には、思い当たります(笑)頻繁にチャンネルを切り替える!明らかに”最大効果追求のなさ”が不足していますよね。反面、”世界ネコ歩き”なんて番組は1時間まったり、ネコのように「マイペースで生きられたらなーっ」て思いながら観ています(^^;

(※)「不安が強い」方に関連記事があります、ブログカードからご覧ください。

「やってみよう!」「あなたらしく!」「なんとかなる!」「ありがとう!」を意識して

 いかがでしたでしょうか

ポジティブ心理学の日本の研究者が明らかにした「幸せ度向上」に関する「4つの因子」について

4つは「やってみよう!」「あなたらしく!」「なんとかなる!」「ありがとう!」でしたね

巷では確実に世界の歴史に残りうる、ウイルスの世界的なパンデミックが起きています。

この4つの因子」も時代にあわせて、少しずつ翻訳を変える必要がでてきています。

あなたなりの翻訳をされて、幸せ度を向上するための一助になるならば幸いです!

それではみなさん、最後までご覧いただきありがとうございます

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