みなさん、ご機嫌いかがお過ごしでしょうか
こんにちは! サヘランです
”ラニアケア超銀河団やシャプレー集団”など宇宙の大規模構造については、以前に記事で取り上げています。
大宇宙のすざましいその広大さに感銘しました!! そこで今度は、宇宙シュミレーションソフトなるもので”大宇宙を俯瞰”してより感覚的に宇宙の広さを掴んでみましょう!
それではみなさん、しばしのお付き合いのほどよろしくお願いします
天体の”おおよその位置”を知るのに便利なフリーソフト「Stella Theater Lite」
夜空の天体に興味を持ってくると、天体の”おおよその位置”を知りたくなるものですよね。
そこで便利なのが、シンプルなプラネタリウムソフトの「Stella Theater Lite」
日本語のツールバーとキーボードとでわかりやすいボタンで簡単に操作できるのが特徴です。
Proの方は有料ですがLiteの方は無料ですのでお手軽ですよね!
以下のリンクから、説明にしたがってダウンロードして使ってみてください。
Stella Theater Lite のダウンロード の説明ページ
例えば、アンドロメダ銀河の位置を知りたかったら「Stella Theater Lite」を立ち上げたら
ツールバー →虫眼鏡(検索)アイコン→銀河・星雲・星団→M31(アンドロメダ銀河)→OK
で現在夜空のどの位置にあるかすぐに分かります!(^^)
星座盤の感覚で簡単に使えますので、皆さんもぜひ使って確かめてみてください。
”ワープ航法”するように大宇宙を”視点で飛び回れる”フリーソフト「Mitaka」
それでは”大宇宙を俯瞰”するための、本命の宇宙シュミレーションソフトは何でしょう。
それは国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトで開発している、天文学の様々な観測データや理論的モデルを見ることができるソフト「Mitaka」、国立天文台の住所、東京都三鷹市が名前の由来です。
1, Mitaka サイトからダウンロード
以下のリンクからダウンロードしてください
Mitaka サイト https://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/
※最新バージョン 1.7.4a
2,ダウンロードしたファイルをクリック→「展開」
もしくは、右クリック
↓
「すべて展開」で解凍
3,実行
インストーラ無し。解凍するだけで使えます!
mitaka フォルダ内の mitaka.exe をダブルクリック
※拡張子(.exe)が表示されていないときは、表示タブの
「ファイル名拡張子」にチェックを入れてください。
※環境により、警告のポップアップ表示が出ることがあります。
準備できましたら、いよいよ大宇宙の旅に「ワープ航法」で出発です!!
立ち上げましたら「離陸」を押していざ出発「ワープ3で発進!」
太陽系から、銀河系そして大規模構造の銀河団まで、感覚的に一っ飛び!
太陽系の「オールトの曇」を遥か彼方に、「銀河系」を一望できる所まで来たところで停泊しショット!
太陽系はほんとうに、銀河系の渦の腕の中、すみっこにあるのがよく分かります(^^;
さらにワープ航法で再スタート「ワープ5で発進!」
アンドロメダ銀河が左手近くに見える位置にまで来て停泊しました。
地球から約254万光年にあるアンドロメダ銀河(M31)との距離が雰囲気で捉えられます!
こんどは、”ラニアケア超銀河団やシャプレー集団”など宇宙の大規模構造に視点を移すべく
さらに宇宙の地平線近くまで、ワープ航法で再々スタート「ワープ9で発進!」
太陽系から10億光年近くまできて、スターシップは停泊しましたが…
一粒一粒の点は「恒星」ではなく「銀河」であることをふと考えると
神々の視点にもはや入っていることに驚愕して「畏敬の念」に感じ入ります…
もっと、ワープじゃなくスクロール(苦笑)すると「宇宙の地平線の138億光年」の彼方に突入出来ました…全宇宙が手のひらサイズに見えます!(^^)!
宇宙シュミレーションソフトで”大宇宙を俯瞰”することで得られるもの
いかがでしたでしょうか、
ご近所の、月、金星、火星、木星に土星辺りから「太陽系の周縁部オールトの雲」を超え
一気に加速して「天の川銀河が見渡せる範囲」にワープしました、もはや太陽系は小さな点!
そして程なくして、「お隣の銀河のアンドロメダ銀河」も一望できる深宇宙まで再度ワープ!
さらに今度は、「ラニアケア超銀河に迫る宇宙の大規模構造」が見える視点にまで飛躍してきました!!
この様に一気に宇宙の旅をすると、「あの時する旅」をイメージしてしまうのは私だけでしょうか?
米国の詩人ナンシー・ウッドの詩集「今日は死ぬのにもってこいの日」のまさにその時です…
ーアメリカ先住民の居留地にずっと住み続け、先住民の美しい死生観を描いていますー
「 今日は死ぬのにもってこいの日だ。
生きているものすべてが、わたしと呼吸を合わせている。
すべての声が、わたしの中で合唱している。
すべての美が、わたしの目の中で休もうとしてやって来た。
あらゆる悪い考えは、わたしから立ち去っていった。
今日は死ぬのにもってこいの日だ 」
「旅立った魂」はきっと、大宇宙のの大きさをすべて見渡してから、宇宙の地平線の彼方に至るように思えるのです!
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の銀河ステーションから旅立つジョバンニとカンパネルラのように…
あなたが、宇宙の大きさをシュミレートしたときには、どんな風に感じられるでしょうか
満点の星空の下で、お酒でも吞みながら、お考えをお聞きしたいものですね…
それではみなさん、最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
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