「ダークマター」「ダークエネルギー」宇宙の素材に、関心をもつ価値

銀河系家 ドラクエ村
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 こんにちは! サヘランです みなさん、いかがお過ごしでしょうか

ペルセウス座流星群の、天体ショーは先日終わってしまいましたが…

今日は、この機会にちょっと広大な宇宙の謎に、眼を向けてみましょう。

「ダークマター」「ダークエネルギー」宇宙の謎に、関心をもつことの価値!

についてです。結論から申し上げますと…

21世紀に入ってまもなく、これまで積み上げてきた科学の成果一気に突き崩し

「宇宙物理が振り出しに戻してしまって、分からないことが大幅に増えた!」

ということです(^^;

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見えるものはすべて、100数種類の「原子」の組み立てで出来ている

 太陽に照らされる、私たちの住む地球、その中のアジアの島国日本、日本のある、あなたの、2階の椅子、椅子にたたずむあなたは居ます。

形のある見えるものすべては、一度は見たことのある100数種類の元素の周期表、に載る原子の組み合わせでつくられています。

あなたが宇宙人グレーに連れ去られ、解剖されそうになったら、その時「元素の周期表」を見せてあなたの知性を示せば解剖されずにすむ(笑)という冗談があったように思います。

太陽:ほとんどが、水素ヘリウムで出来ていて核融合反応で燃え盛っています。

地球地殻は大部分がケイ素アルミ酸化(酸素と化合)した物質で残りは酸化鉄などです。

:およそ60%が水20%がタンパク質15%が脂肪そして残り5%がミネラルと糖です。

巨石と天の川銀河
天の川銀河

太陽系のような星々の集まってできる銀河、それが1000億個以上も集まった銀河団に至るまで
「100数種類の元素の周期表」の原子の組み合わせで出来ているよ!で幸せにも事足りたのです。

21世紀なって間もなくの、物理学者をがく然とさせた「暗黒物質(ダークマター)」と「暗黒エネルギー(ダークエネルギー)」の発見までは、宇宙の隅々まで理解していると仮にも思えたのでした。

「ダークマター」は約25%「ダークエネルギー」は約70%、どう特定されたか

 「ダークマター」は宇宙の全エネルギーの約25%を占めています。 通常の物質が約5%ですから、見える物質約5倍がダークマターということになります。

 光のような電磁波を通さず反射もしない何か暗いもの、だが確かに存在する「ダークマター」ですがどうやって特定されたのでしょう。

それは、見えている物質の重力だけでは星は散らばってしまい、銀河を形作ることができない事実です。

例えば、天の川銀河全体星やブラックホールなどをすべて集めても、太陽系を引き留めておけるほどの重力(引力)にはならないので、太陽系は銀河系からどんどん離れて跳ばされてしまいます。

そこで、「暗黒物質(ダークマター)」が銀河の中にあり、巨大な重力を働かせて星々を引き留めていると想定されるのです。

それは「『何か』はある」「重力のようなものを持つ」「たくさんある」という特徴をもちます。

しかし、「ダークマター」通常の物質を足し合わせても、まだ宇宙全体の約30%にしかならないのです、残りの約70%「ダークエネルギー」です。

宇宙成分図
暗黒で冷たい幽霊物質「ダークマター」(出典)

21世紀に替わる直前に、超新星爆発を観測していた研究チームが、「宇宙が加速的に膨張している」証拠を発見しました。その加速膨張させている力の源「ダークエネルギー」だと想定されています。

われらがアインシュタインの考えた「重力に反する力」という『宇宙定数』の概念に近いものです。

銀河が作られるずっと前の宇宙初期、見える物質は光との散乱(斥力)に阻(はば)まれて、簡単には集まれませんでした。その一方で、「ダークマター」は光との散乱に阻まれることなく自分たちだけの重力で集まることができるのです。結果その強い重力場に、通常の物質がようやく引き寄せられて固まり、現在の銀河が形成されたとされています。

「ダークマター」がなければ、銀河は生まれないし、その中の恒星も、そして私たちも生まれないのです。このため、「ダークマター」”宇宙の母体”という人もいます。

しかし、ごく最近の研究論文、「超新星の明るさと年齢の間にある相関」から、超新星を使った明るさの変化による宇宙の「加速膨張説」に、待ったがかかっています(^^;

となると、「ダークエネルギー」の想定は必要なくなります。今後に注目したいですね!

「暗黒物質(ダークマター)」だけでも我々の知る”物質”の世界の5倍の意味するもの

 21世紀が始まってから現在にいたるまで、これだけ『わからないことがある』とわかったこと

宇宙には、我々の知る”物質”の世界の5倍もの未知の物質が存在している!という驚愕の事実

みなさん、いかがでしたでしょうか…

奢(おご)り高ぶる人類にとってもっと謙虚でありなさい」という自然界からのメッセージなのかもしれませんね。

 巷はちょうどお盆そして終戦記念日の時期、お彼岸もありますが、御先祖さまの霊があの世から帰ってきて、家族と共にひとときを過ごし、再びあの世に帰っていく日です。戦争で亡くなられた数多くの御霊と、御先祖さまを忍び「謙虚に過ごしたい」と心しております。

最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。

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