みなさん、ご機嫌いかがお過ごしでしょうか
こんにちは! サヘランです
今日の話題は前に記事にしたアドラーの「導きの星」とも関係ありそうな
「自己超越」と「至高体験」についてです! いきなりですが
サヘランが本物かなと思うのはこれです!
「船外活動で意外な時間の余裕が生まれ改めて地球を見たとき」
「月面上から昇って宇宙に浮かぶ地球を見たとき」
「荒涼とした月面を肉眼で見たとき」
「月の上を移動しているとき」
自分と神の距離が、
まるで同空間にいるかのように、
まるで隣にいるかのように身近になって、
振り向くとそこに「神」がいるに違いない、という感覚にとらわれ…
実際に、何度も振り返ってうしろを確認するのだ‼
私という人間がここに存在しているのはなぜか何の意味があるのか?
人間と地球との関係、人間という種と他の種との関係、
人間という種と地球との関係…
問いとその解が一瞬で与えられることに驚く!
飛行士によっては「神」というよりも、この世界を創った「至高の存在」を感じた!
この様子は、宇宙飛行士の実際に体験した「至高体験」にちがいありません!
マズローが超越者だと考え調査した9人の一人だったアインシュタイン
マズローは、「至高体験」を次のように表現しています。
「神秘的体験、大いなる畏怖の瞬間、とても強烈な幸福感、歓喜、恍惚、至福すら感じる瞬間」
至高体験を体験した多くの人は、その後、世界が違って見えるようになり、人生観・価値観が変わったと語っています。
そして、自己の可能性の開花、人間性の完全な発達を願うようになるというのです。
宇宙飛行士も帰還後は、宇宙で神の存在を確信して伝導者になったり、
心理学の研究者、上院議員、芸術家、起業家となり成功していきます。
サヘラン自身では、三日三晩のオールスタンディングの巨大野外ライブで疲労困憊しながらも最終日あたりに「至高体験」らしきものを経験したのですが…
ところで「マズローの欲求段階説」って一度は聞いたことありますよね!
えっ?そうなんですか… そんなもんないってー 聞いたことないなー
って方のために簡単に概要を見ていきましょう。
人間は満たされない欲求があると、それを充足しようと行動(欲求満足化行動)する。
その上で、欲求には優先度があり、低次の欲求が充足されると、より高次の欲求へと段階的に移行する。
とマズローは仮定し、人間の基本的欲求を低次から
① 生理的欲求(physiological need)食べる、寝るなどの欲求
② 安全の欲求(safety need)身の安全、経済的安全
③ 所属と愛の欲求(social need/love and belonging)どこかに所属したい、家族や仲間から愛されたい
④ 承認の欲求(esteem)認められたい、評価されたい
⑤ 自己実現の欲求(self actualization)自分の願いをかなえたい
そして自己の実現欲求に動機付けられ順次「成長欲求」として満たそうとするのです。
少なくとも1~5の欲求は、個人ばかりでなく社会や企業の成長段階にも当てはまるとして、各方面に応用されています。
マズローは亡くなる前の晩年、最上位に「⑥ 自己超越の欲求」(self-transcendence)を追加し、修正しました。
このレベルに達している人は人口の2%ほどであり、子供でこの段階に達することは不可能です。
マズローは、自身が超越者だと考えた9人について調査し、この研究を深めています。
アブラハム・リンカーン、トーマス・ジェファーソン、アルバート・アインシュタイン、エリナ・ルーズベルト、ジェーン・アダムス、スピノザ、アルバート・シュヴァイツァー、オールダス・ハックスリー
この9人の中には、我らがアインシュタイン博士も含まれてます。
選ばれし9人は、それぞれが自らの対象とする宇宙の中で「至高体験」に達しているとして調査されました。
マズローについての関連記事は、次のブログカードからご覧ください。
映画「2001年宇宙の旅」題材にも通じる「至高体験」のもつ価値
サヘラン自身調べて驚きました! 最近、宇宙開発が大変なことになってます!
イーロン・マスク氏率いるスペースX社は開発する宇宙船「スターシップ」乗員100名
を建造して火星への移民を計画、2050年までに火星都市建設は可能としています。
このような試みが成功した未来の時代、宇宙や他の惑星に住むようになったとしたら
視野を広げて次の人類進化を遂げる先駆けになる価値観となるのは何でしょう?
アーサー・C・クラーク原作スタンリー・キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」の結末にある人類進化”スターチャイルド”のようなことが起こりそうです。
「至高体験」からの「自己超越」は有力な候補として、現在の価値観や常識を…
はるかに超えた価値観として人類に広がり2%⇨エックス%に必ずやなってます!
エックスの大きさには私たち一人一人の心持もかかっているのです!
月面基地から火星へと目指すアルテミス計画については、関連記事をブログカードからご覧ください。
コメント