みなさん、ご機嫌いかがお過ごしでしょうか
こんにちは! サヘランです
世界人口は年々増えてすでに80億人を超えています。地球上にとどまる以外に、人類の他の惑星への進出計画も多く立てられています。
限られた地球上から無限の宇宙へと移住できれば多くの問題が解決しそうです。しかし”惑星人類”になるために必要な視点は、意外にも”ミニマリズム”という価値観だったりします!
最先端の科学技術と重装備で宇宙へ進出するも、まったく逆に見える”ミニマリズム”が有効とは?
それではみなさん、しばしのお付き合いのほど
”惑星人類”になるために必要な視点は、意外にも”ミニマリズム”の極致か
NASAは最近、火星での長期滞在をシミュレートするための実験施設に、4人のボランティア被験者たちを送り込みました。彼らは、約1年間の間、広さ約160平方メートルの3Dプリンター製の建物の中で暮らします。2025年と2026年にもこの”CHAPEA(Crew Health and Performance Exploration Analog)ミッション”の実施を予定しています。
3Dプリントされた空間で、1年間の火星生活をスタートさせた男女4人の研究者は、この閉ざされた空間において、限られたリソースのなか、設備が故障したりコミュニケーションに遅延がでたりなど、さまざまな環境ストレスとともに火星ミッションの模擬実験を行ない378日にわたりデータを蓄積します。
中には個人の寝室、バスルームが2つ、キッチン、オフィスエリア、そしてレクレーションエリアが設けられてはいるようですが”ミニマリズム”の極致とでもいえる生活です。
ミニマリズムは、物質的な面において必要最低限のものに焦点を当て、物に執着せずに生活することを提唱します。この考え方は、現代の社会や消費文化に対する反応として成立したもので、個人の心の平穏や環境への配慮を強調しています。
意外にも”惑星人類”になるために必要な視点は”ミニマリズム”の極致の価値観だといえそうです!
続々と計画中の”惑星人類”への道、人類の地球外への移住ミッション
人類の地球外への移住計画は多様なアプローチが提案されています。以下にいくつかの計画と内容を簡単に挙げてみましょう。
- 火星への移住計画 (SpaceXのStarshipなど):
- 火星に有人ミッションを送り、将来的に人類を移住させる計画。
- 複数の往来可能な宇宙船を使用して、火星に基地を建設し、持続可能な環境を構築する。
- 月への永続的な基地計画 (NASAのArtemis計画など):
- 月に永続的な宇宙基地を建設し、科学的研究や将来の深宇宙ミッションの準備を行う計画。
- 月の資源の利用や宇宙でのテクノロジー開発を進める。
- スペースハビタットの構築計画 (Blue OriginやAxiom Spaceなど):
- 宇宙内で自給自足のハビタットを建設し、宇宙観光や宇宙での産業活動を行う計画。
- 商業的な宇宙活動を促進し、地球外での持続可能な生活環境の実現を目指す。
- 恒星間航行の研究計画 (Breakthrough Starshotなど):
- 地球外の恒星系への有人ミッションを可能にする新たな推進技術の研究。
- 光帆やレーザー推進を使用して、恒星間航行を実現し、別の恒星系での移住を考える。
- 宇宙ステーションの拡充計画 (国際宇宙ステーションの後継計画など):
- 宇宙ステーションを拡大し、長期間の宇宙滞在や宇宙での研究を行う計画。
- 宇宙での生活や作業の実現を通じて、地球外への移住への技術的な洞察を得る。
これらの計画は、宇宙探査と将来の地球外での生活に向けた研究の一部です。いずれの計画も、科学技術の進化と国際的な協力を通じて進行しており、人類の将来に大きな影響を与える可能性があります。
消費文化における”断捨離と身辺整理”そして、地球外という極地での”ミニマリズム”
断捨離や身辺整理、そしてミニマリストの考え方はいずれも、消費社会での物質的な豊かさに対するアプローチを示したものです。
- 断捨離と身辺整理:
- 断捨離は、不要なものを捨て去り、必要なものだけを取り入れることを指します。主に物質的なモノに焦点を当てますが、感情的な面や過去の思い出にも関連することがあります。断捨離を通じて、物に執着せずに生きることや、クリアな状態を保つことを目指します。
- 身辺整理は、身の回りの環境を整えることを指します。物理的な空間を整理し、生活をスッキリとした状態に保つことを重視します。これによって、心の中も整理され、集中力やリラックスが増すとされています。
- ミニマリスト:
- ミニマリストは、簡素な生活を追求する人々を指します。ミニマリストの主旨は、物質的な所有物を最小限に抑え、必要最低限のものに囲まれて生活することです。これによって、余計な物に執着せず、心の軽さや自由を感じることを目指します。ミニマリストは、物事の本質に焦点を当て、物質的なものに縛られないような生き方を追求します。
要するに、断捨離や身辺整理は主に物理的な整理に関わり、個人の生活環境を整えることを目指すのに対し、ミニマリストはより広範なアプローチであり、物質的な簡素さを通じて心の平穏や自由を追求する考え方を指します。ただし、これらのアプローチは一つのスペクトラム上に位置し、個人の状況や価値観に合わせてアレンジされることもあります。
こうみると、地球外の惑星上という極地においては、より広範なアプローチとなる”ミニマリズ”が合致するようです!
つまりは、物質的な面において必要最低限のものに焦点を当て、個人の心の平穏や環境への配慮を強調していく姿勢です。
”火星移住”実験棟に入った、男女4人のボランティア研究者が見る夢は?
いかがでしたでしょうか、
“Space, the final frontier. These are the voyages of the starship Enterprise. It’s five year mission, to explore strange new worlds, to seek out new life and new civilizations, to boldly go where no man has gone before…”
『宇宙..それは人類に残された最後の開拓地である。そこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは人類最初の試みとして、5年間の調査飛行に飛び立った宇宙船USSエンタープライズ号の驚異に満ちた物語である..』
日本の”トレッキー世代”のサヘランは、このTVドラマの冒頭ナレーションを聞いて、いつもワクワクしたのを思い出します(笑)
惑星最初の開拓地の”火星移住”実験棟に入った、男女4人のボランティア研究者が見る夢はどんなものでしょうか?
開拓者精神?もちろんあります、が意外にも僕たちの近所に住むミニマリストたちの見る夢!に近いのかもしれません…
それではみなさん、最後までご覧いただきありがとうございます
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