こんにちは! サヘランです みなさんいかがお過ごしでしょうか
浮かぶ入道雲とともに、こころも晴れて幸せ感が上がって来てますが、気のせいでしょうか。
今日は ポジティブ心理学の創設者マーティン・セリグマン博士の提唱した内容からです。
ポジティブ心理学では、「どんな時に幸せを感じるのか」ということを分析、研究することも大きなテーマに掲げています。
その中で博士が唱えた「PERMA(パーマ)」という幸福の5つの要素についてです。
「PERMA」は、真の幸せを構成する5つの要素の頭文字です。
第1と第2の幸福の要素、P「ポジティブ感情」とE「熱中」
「ポジティブ感情」Positive emotionは、前向きで明るい感情を指します。
①愛 ②喜び ③感謝 ④安らぎ ⑤興味
⑥希望 ⑦誇り ⑧愉快 ⑨鼓舞 ⑩畏敬
と10種類ほどの感情があります。
あなたは、日々の仕事や生活の中で直近には①~⑩何番の感情を味わいましたか?
「熱中」Engagementは、時間が経つのも忘れるくらい何かに熱中している状態です。
ミハイ・チクセントミハイが唱えた「フロー」の状態といえます。
「ゾーンに入る」や「恍惚状態」といった言い方が当てはまる時の状態ですね。
「趣味が仕事」の方っていますよねーだったら、いつも当てはまってそうです!
第3と第4の幸福の要素、R「人間関係」と M「意義」
「人間関係」Relationshipは、幸福な人は幸福でない人よりも人間関係がうまくいっているという多くの研究結果からの要素の1つです。
これには卵が先か、ニワトリが先かの論理もありますが、積極的によい「人間関係」に
関わってゆくことは、大切な要素であるといえますね。
人を愛し、誰かから愛されることは、幸福度に大きな影響を与えますし、人間関係の良好な人ほど、健康で長寿であることはデータが証明しています。
「意義」Meaningは、自分の強みを活かして、意義あることに打ち込む幸せであり、大切な要素です。
なにごとも、意義や意味の感じられないことをやり続けると、ストレスがたまり、苦痛を感じてしまうことが多いのに対して…
それが大変でも、苦難があっても、補って余りあるほど、そのことに対し意義が感じられれば、人はそれを続けられるし、幸福感すら感じます。
むかしは、「オートバイ野郎」は、「自由の象徴」のような「意義」があり、その大変さ、苦難はまったく意に介さない!だったのですが…昨今は、せいぜい例え話にしかなりません(笑)
第5の幸福の要素、A「達成感」ともう一つ、V「バイタリティ」
「達成感」Achievementは、仕事でも趣味でも、目標を持って取り組んでそれをやり遂げると、大きな達成感が得られますよね。幸福に欠かせない要素の1つです。
やり遂げたことが自信となり、自信が自信を生むことで、さらに高度な目標に取り組んだり、新たな領域に挑戦する勇気が湧いてきたり、といったことにもつながります。
最初に取った免許は、何の免許でしたか。その「達成感」は種類が違っても次の免許を取得するときの勇気を与えてくれたでしょう。
サヘランの場合は、17歳のときに取った「中型自動2輪免許」かなぁー
後の研究で「PERMA」にもう一つの要素「V=バイタリティ」を加え「PERMA-V」とするべきではないかという方向性が出てきています。
「バイタリティ」Vitalityは、活力、活気、生命力といった意味合いです。
加えられた理由は、「PERMA」というような心の状態だけでなく、体の状態も幸福を左右することがわかってきたからです。
①良質で十分な睡眠 ②健康的な食事 ③適度な運動
などをおこない、自分が健康だと感じられる「主観的健康感」を高めることが求められています。
うんうん、オートバイを末永く乗り続けるために、「適度な運動また運動」なんてね!
ポジティブ心理学の「PERMA」プラス「Vitality」バイタリティーでより幸福に
第2次大戦後の心理学は長い間、人間の精神疾患などのネガティブな側面に重点を置いてきました。
それに対して、「病気ではない人生」ではなく「より価値のある有意義な人生」を生きるために必要な事柄を研究する心理学が、今世紀に代わる直前に産声を上げました。
ポジティブ心理学は、人の幸福≒well-being(良い人生、心身共に健康な生き方)や繁栄について研究するのが中心テーマです。
いかがでしたでしょうか。幸福の要素の5つ「PERMA」パーマで心の状態を…
そして、もう1つ「Vitality」バイタリティーで身体の状態を同時にチェックし
日々の生活の中で「幸福な感じ」を持続して行きたいと思いました!
記事の最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
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