こんにちは! サヘランです みなさん、いかがお過ごしでしょうか
最近だんだんと、季節がら夜長になったりして、何故かちょっと人生について考えたりしませんか
今回の記事は、スタンフォード大学のJ・D・クランボルツ(John D. Krumboltz)博士の提唱した理論で
「プランツ・ハップンスタンス理論(計画された偶然性理論)」ですが、内容を簡単していえば
「人生が成功するかどうかは、様々な偶然を活かせるかどうかで決まる」というお考えですね!
では、このお考えがどの様なものか、みなさんといっしょに見ていきましょう。
成功をつかみ取る、幸せになる人はオープンマインドで楽観的
幸せになるためには、重要な要素とは何なのであろうか。個人の努力だろうか。人間の能力だろうか。世渡りの技術であろうか。前向きに考える姿勢だろうか?
このことを常々、疑問に思っていたクランボルツ博士は、数百人のビジネスパーソンのキャリアを分析してみた。すると、成功と幸せを勝ち取った人たちの80%が予期しない偶然によるもので、自分一人で積み重ねた努力によるものは20%でしかないことがわかったのです。
幸せを導くこととなる偶然、幸運な出来事や出会いは、それにふさわしい言葉、表情、行動をとっているときに、必然的に引き寄せられる、いわゆる「引き寄せの法則」がみられその法則が作用する条件があったのです。
そして「プランツ・ハップンスタンス理論(計画された偶然性理論)」としてまとめ上げます。
成功をつかみ取る、幸せになる人はオープンマインドで楽観的であることが分かってきました。
人生に起こってくる偶然を、チャンスに変えるためには、5つの鍵がある
では、偶然をチャンスに変えるには、どのような心持が必要なのでしょうか。
ここでクランボルツ博士は、鍵となる5つの心の持ち方を提示しています。
①好奇心
何か心にひっかかるものを大切にかかわってみる。どうせ無理と決めつけるクセはやめる
②粘り強さ
仕事するにあたって心を込めて取り組む。情熱・パッションが必要である。たとえ気乗りがしないことでも一旦はまってみることが天職にめぐりあうことにつながる
③オープン・マインド(柔軟性)
「自分にはこの仕事しかない」「自分の結婚相手はこんな人だ」と決めつけていると、それ以外の可能性や選択肢に心を閉ざしてしまう
④楽観性
「ダメでもともと。とりあえずやってみよう」という楽観的な人生観をもって、目の前のチャンスをつかみとろう
⑤リスクを恐れない
楽観的な生き方とは、リスクを恐れない生き方でもある。リスクのないチャレンジはありえない。リスクを恐れすぎていると、その人の方向性は無難な方に凝り固まってしまう
こうしてみてみると①~⑤の要点とは、何だったでしょうか
あらゆる人の”人生において何時も”、幸せをつかめる人とつかめない人との違いは、巡ってきたチャンスを捉まえる心構えがあるかどうかにつきる
巡ってきたチャンスを捉まえる心構えをもつ、「幸せのオーラを出している人」に実際幸せは訪れるといえるのです!
「偶然」の引き寄せから、さらに踏み込んで「偶然」を計画的に起こす
クランボルツ博士による、数百人の調査で、成功と幸せを勝ち取った人たちの80%が予期しない「偶然」によるものだったのですが…
「偶然」は引き寄せるだけでなく、計画的に起こせるものだとも博士は指摘しています。
①出会いやつながりやご縁を育むには、エゴを消すことが必要である
②前出①でない人、相手を自分のために利用しようという気持ちがあると、それは必ず相手にも伝わる
③前出②のような人を前にすれば、誰もが相手から一歩引いてしまうに違いない
④エゴを消し、何かワクワクするという自分の気持ちにしたがって行動するだけでよい
心の準備をし、そして出会いやつながりやご縁を特段に期待しないで、行動すること
なんていうか”やわらかな計画性”をもつことが大事になってきそうです。
心の準備に関しては「フロー」すなわち物事に没頭して取り組む姿勢と関係があります。
「フロー」を増大させ、「シンクロニシティ」を起こさせる9つの原則
そこで、C・ベリッツとM・ランドストロムの著書『パワー・オブ・フロー』河出書房新社からです。
フローがどのように機能するのかを知るため、弁護士、主婦、教師、牧師、ダンサー、学生等、50人もの多様な人々にインタビューを行いました。その結果、おしなべて開放的であり、自分に誠実に正直に生き、かつ、常に感謝の気持ちを忘れない人々であるという共通項が見えてきたのでした。
「フロー」を増大させ、「シンクロニシティ」を起こさせる心の持ち方の原則を9つピックアップすると
①物事に真剣にかかわる
②自分に素直になる
③勇気を持つ
④情熱を忘れない
⑤いま、ここに生きる
⑥心に壁を作らない
⑦物事をあるがままに受け入れる
⑧前向きに生きる
⑨信頼する
ですが、各項目を見るとハップンスタンス理論とフロー理論の共通点が垣間見えてきます。つまりは
物事に没頭する姿勢(フロー)が予期しない偶然(ハップン)を誘い、さらに偶然が重なり(シンクロニシティ)が起こるようになるという順番です。
「ポジティブ感情」と「フロー」については次の関連記事をお読みください。
「シンクロニシティ」の出現を、成功や幸せをつかむことに生かそう
「偶然」のなかでもより価値のたかいもの「意味のある偶然」すなわち「シンクロニシティ」が起こるようになると
①すべてのことがあらかじめ仕組まれていたかのように充実した人生が送れる
これに対して
不信にかられて恐れを抱き、不必要なコントロールをするほど、「意味のある偶然」がみえなくなり
②日々の生活は障害と要求不満だらけとなってしまう人生となる
これは、「シンクロニシティ」をキャッチして①のような人生を送れるに越したことはありませんよね!
この手助けとなるのが今回の「プランツ・ハップンスタンス理論(計画された偶然性理論)」です。
みなさん、いかがでしたでしょうか
サヘランは、不信と恐れ、不要なコントロールで不安定になる
”バイクの操作”の時代はベテランなので終わりましたが(笑)
人生の道のりの操作はコケないようにしないと、まだまだこれからです(^^)/
今回も最後まで、ご覧いただきありがとうございました
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