「フローライフ」ポジティブ心理学でオートマティックに楽に生きよう

カヌー女子 モンスト町
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こんにちは! サヘランです みなさん、いかがお過ごしでしょうか

四季の移り変わりがはっきりしている日本、何もしなくても季節はオートマティックに変わり行きます

今回は、「フローライフ」を送ることで、自動的に楽に幸せに生きられるという、ポジティブ心理学の内容を記事にしてみました

それではみなさん、しばしのお付き合いのほどよろしくお願いいたします

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「フローライフ」で心身を健康に、ツキをつかんで楽に人生を生きよう

 単に「フロー」といえばキャッシュ・フローといって会計で使われたり、データ・フローフロー・チャートといって情報分野でよく使われている言葉です。

これに対し分野として、ポジティブ心理学のなかで「フロー(flow)」といえば

①人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚をもっている
②完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功している活動、精神的な状態
③ゾーン、ピークエクスペリエンス、無我の境地、忘我状態とも呼ばれる状態

調べると記してあります。

アーティスト絵
アーティストの絵画・イメージ

「フロー」なライフスタイルを生活に取り入れていれば、集中力が身につき、世の中がよく見渡せるようになり、物事に取組むことに対する意欲が増します

結果的に、色々なことをするのに向こうから条件が整ってきてツキが出てくることで、人生がだんだんと楽になっていくのですね!

「フロー体験」では「心理的エネルギー」が、100%、今取り組んでいる対象へと注がれている

 「フロー体験」の概念を1990年以降にまとめ上げたミハイ・チクセントミハイMihaly Csikszentmihalyi)は、ハンガリー出身の米国の心理学者で、「幸福」、「創造性」、「主観的な幸福」、「楽しみ」についてポジティブ心理学分野の研究を行なった先駆者です。

そこから「フロー体験」には、次のような要素が必要になって来ると分かっています。

自分の能力に対して適切な難易度のものに取り組んでいる
対象への自己統制感がある
直接的なフィードバックがある
集中を妨げる外乱がシャットアウトされている

例えば大好きな、VRゲームを調子よくクリアしているときの感覚をイメージすると、理解しやすいと思います。

VRゲーム
ゲームに集中・イメージ

似たような例としてチクセントミハイは、子どもを例にテレビの鑑賞や娯楽への逃避は「フロー体験」につながらず、他者が組み立てた論理の道筋やストーリーによりかかり、無駄に心理的エネルギーを放流され続けることになる点を危惧していました。

テレビのバラエティーやアニメを見せるより、ゲームモニターとしてゲームさせた方が「フロー体験」としては良いのですね(^^;

意外なのは、効果的なことのひとつにあるのが「白昼夢」をさせることだと、チクセントミハイは指摘しています。

これは、子どもが自分自身の頭の中で物語をつくり、外的な要因に頼らず、自分自身の内省によって自分を高めるということの素晴らしさに気づくことができるからだそうです。

子供を、例えにチクセントミハイは優しく云ってますが、大人にももちろん当てはまりますよね!

大人でギャンブルをする人が、運頼みではなく、自分の頭を駆使すれば、きっと儲けることができるに違いないと思い込んで勝負に集中するのは「フロー体験」になってませんかね(笑)

「フローライフ」が身につけば、「預流果(よるか)」の境地にいたる

 「フローライフ」が身近な人々といえば、ゾーン、ピークエクスペリエンス、無我の境地を追求し体験しているお方、一流アスリート、著名芸術家、武道の達人を思い浮かべますよね。

故人の心理学者リチャード・モーリス・バック(Richard Maurice Bucke, 1837~1902年)によれば、宇宙意識(Cosmic Consciousness)に近づくと次のような変化が見られるという。

①光のイメージが目をつぶっていても見えてくる
②自然に腹が立たなくなり、道徳的に不道徳なことができなくなる
③智慧が表れてくる
④生の不滅を感じ、死への恐怖がなくなる
⑤罪悪感が消える
⑥霊的に目覚め回心が得られる
⑦他人から見てもその人が変化している

武道
武道の達人・イメージ

また、古代仏教では『悟り』とは、「預流果(よるか)」を皮切りに、煩悩が順に消えていき、煩悩が消えた分だけ智慧(真理を見極める認識力)が現れていく現象のことをいいます。

「預流果」の境地に至れば、多数の煩悩のうち最初の3つの煩悩が消えるといわれています。

有身見(うしんけん) 『「私」という独立した存在がある。』という錯覚のことを指す
疑(ぎ) 「疑」という煩悩が無くなるということ
戒禁取(かいごんじゅ) しきたり作法・儀式、無意味な修行や苦行等に対してこだわりをもってしまうこと

3つの煩悩が消えると、イカダでガンジス河の中ほどの川の流れに乗るところまでいくと、後はほっておいても自然に流れていく。川の真ん中の流れのように人生をおくれる。これを原始仏教では「預流果」といったのだそうです【佐保田鶴治著『続ヨーガ禅道話』より】

「フローライフ」で「預流果」が身につくと、自動的に楽に幸せな人生を生きられるのですね(^^)/

 みなさん、いかがでしたでしょうか

今回、改めてスポットライトを当ててみましたが…

「フローの概念」は、ポジティブ心理学でも主要な部分を占めるようになっています。

サヘランも、これを機に「フローライフ」を意識して日々の生活を送ってみたいと思います!

みなさん、最後までご覧いただきありがとうございます

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