みなさん、ご機嫌いかがお過ごしでしょうか
こんにちは! サヘランです
最近では、競馬で騎手が落馬して大怪我をしたと聞いて痛々しく感じたことがありますが…
その騎手の方の不幸は、長い目で見ると「人間万事塞翁が馬!」ということが当てはまったりします。
「ポスト・トラウマティック・グロース」すなわち「心的外傷後成長」は、ポジティブ心理学でいう心の面での”逆境を転換して幸福”になるスキルです。
人生には何度か、トラウマや逆境と呼べるような経験をするものです、そんな時の対処法を知っておいた方がよい道しるべになるに違いありません。
それではみなさん、しばしのお付き合いのほど
「ポスト・トラウマティック・グロース」で歩む、より一層の幸福への道
昨夜は久々に焼き肉、いつものように”しっかりと焼いて”美味しくいただきます。
違う違う、俺ならば半焼けのレアーか、精いっぱいでもミディアムで焼くよっ!て声が聞こえてきそう。
確かに、ミディアム以下の焼き加減は”肉が柔らかく”てジューシーで美味なのですが…
”赤緑(色弱)色覚異常”な私には、お腹を痛くするかもしれない危険な焼き方でしかありません(冷汗)
このような障害を持つと知ったのは小学生の時でして、将来社会に出たときの選択肢も狭まると周りから”宣言されて”いました。
普通の小学生にとっては、このような”宣言”は悲劇や苦悩以外の何ものではありませんでした。
”将来の夢”を聞かれる場面の多い小学生、皆が嬉しそうに”フリーに未来の夢を選択!”できるのに対し
色に関わる仕事、デザイナーや電気電子工学者、化学者やあれやこれを省いていかなきゃなりません。
個人的には、造形創りが大好きだったのでデザイナーが色とも関係の深い仕事だったのはショックでした >_<
しかし、このような悲劇や苦悩は現在では、どうなっているでしょう?
まさに「ポスト・トラウマティック・グロース」すなわち「心的外傷後成長」の一例です!
将来への少なからぬの不安への備えが、日々の努力を底上げし、徐々に努力が実ってきました。
ある程度成功してきても、社会的な弱者の立場が分かるので、そういった優しさを失わずに済みます。
誤解を恐れずにいえば、社会が障害者を守るのは合理的です!なぜならば”進化した種”はその見た目は障害者の恰好をしていることが多いからです。
よく言われるように、進化の観点で見れば外部環境が変われば、”不適合者”が”適合者”になることも十分にあるからです!
PTSD「心的外傷後ストレス障害」からPTG「心的外傷後成長」で立ち直る
「Post-Traumatic Growth(ポスト・トラウマティック・グロース)」は略するとPTGですが
似た言葉で、メディアによく登場するのは「PTSD:心的外傷後ストレス障害(Post Traumatic Stress Disorder)」があります。
PTG「心的外傷後成長」は、順序としては最後に”立ち直り”まで
心的外傷 ⇒ ストレッサー ⇒ 心理的克服 ⇒ 立ち直り
と辿るのに対してPTSD「心的外傷後ストレス障害」による”無気力、鬱”の原因を逆にたどると
無気力、鬱 ⇐ 心理的障害 ⇐ ストレッサー ⇐ 心的外傷
もともとの原因となった”心的外傷”が見つかります。
そして、見つかった”心的外傷”から、PTG「心的外傷後成長」をして解決していくことが必要です。
起きた出来事についての考え方を変える
起きた出来事を理解し、その後の人生をふり返り、全体として解明し直そうとする態度。
起きた出来事のポジティブな側面を見て「人間万事塞翁が馬!」的にとらえることで、価値観や性格の変化を伴うことがあります。
どんな逆境に対しても未来と向き合う態度
ナチスの強制収容所から生還した、オーストリアの精神科医ヴィクトール・フランクルは、逆境に対してどのような態度を取るかが重要であると身をもって主張しています。
どの様な逆境にあっても、「未来からのあなたを呼ぶ声」が聴こえるとして「もうおしまいだ」と思い落ち込み続けることはなかったといいます。
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周囲の人からの温かな励まし
PTGに欠かせない要素は、周囲からの励ましと支援です。
周囲の人からの励ましや共感は、あなたの感情を吐き出させてくれたり、成長を促したりしてくれます。
暖かな太陽のような存在は、逆境や困難といった北風からあなたの体温を守ってくれます。
PTG「心的外傷後成長」ポジティブ心理学で”逆境を転換して幸福”になる
いかがでしたでしょうか、
”逆境を転換して幸福”になるポジティブ心理学のなかでも
「ポスト・トラウマティック・グロース」心的外傷後成長のもつ、
私たちの人生をより意義深いものにしたり、知恵を身に付けたり、価値観の変化をもたらすもの!
の価値について
人生は常に”順風満帆”とは行きません、逆境や困難はつきものです!
そのようなときにPTG「心的外傷後成長」の価値がみなさんの一助になることと確信します。
それではみなさん、最後までご覧いただきありがとうございます
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