アインシュタイン一般相対性理論の素地文章メモ15億円で落札の価値

相対性理論E ドラクエ村
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 こんにちは! サヘランです

みなさん、いかがお過ごしでしょうか

ニュースで話題になった、一般相対性理論の素地文書メモは1913〜1914年の間に書かれたものです。
それは全54ページで半分以上がアインシュタイン博士自身による直筆で残りは同僚の筆によるものです。
奇跡的に残った直筆メモがこのたびオークションにかけられ、日本円にしておよそ15億円の価格で
落札
されちゃいました。

当ブログでも、博士の相対性理論について記事で幾たびか触れていますが、これを機会に魅力と価値について振り返ってみましょう‼

それではみなさん、しばしのお付き合いのほど

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もし光の速度に追いつくことが出来たら、光はどんなふうに見えるか?

これはアインシュタインがわずか16歳のときに考えた”思考実験”です。「空間を移動する光を追いかけたらどうなるだろうか?」

もしも、追いついたら光は止まってみえるはず。しかし、実際には止まってしまうと光は光でなくなるので、ほかの何かが変化しなければならないと気がつくのです。

そして、アインシュタインは時間が変化しなければならないことに気がつきます。この発見がついには、特殊相対性理論の素地となって理論が完成へと向かっていきます!

相対性理論の時間変化については、関連記事をブログカードからご覧ください。

光速度の普遍性から、空間や時間までもが”相対的に変化する”世界は、ニュートン力学の”絶対空間や絶対時間”とはまるで異なる世界観を提示していますよね!

空間や時間が伸び縮みするなんて”おとぎ話”のように思えてきますが、これが”リアルワールドの描写”なのです。

外の様子がわからないエレベーターの中で、自分が浮いているとしたら?

もしも、「 外の様子がわからないエレベーターの中で、自分が浮いているとしたら? 」

エレベーターの釣り上げるワイヤーロープが切れたのかもしれないのですが、無重力状態の宇宙空間に
ただ、浮かんでいるのかもしれませんがどちらか区別がつきません。

また、「気がつくと、エレベーターの床に足がつくようになったならば?」

エレベーターがワイヤーロープで引っ張られて加速したのか、エレベーターごと地球の重力に引かれているのか区別がつきませんよね!

アインシュタイン博士はこれらの“思考実験”により、”重力と加速力の等価性”の原理を思いつきます。

このたびオークションにかけられ、日本円にしておよそ15億円の価格で落札された、 一般相対性理論の素地文書の、基本原理となっていきます!

そして、完成した”一般相対性理論”は「重力波やブラックホールの存在」を予言するに至るのです‼

関連記事は、ブログカードからご覧ください。

シンプルな”思考実験”がとんでもない大理論の着想に至るところが、20世紀最大の天才と
云われるゆえんでもありますが、ただただ感心するばかりでなく…

”想像を絶する価値”をもつものと思えてきて15億円という値段にも納得できるのかもしれません。

相対論素地フォト
写真(出典): Christie’s Images LTD. 2021 via Gizmodo US

”思考実験”とその原理を元にして、全宇宙へと轟く”人類の英知”へと至るまで、組み上げていく過程は
おそろしく価値のものに違いありません。

”思考実験”は決して天才アインシュタイン博士だけのものでない

いかがでしたでしょうか、

素朴でシンプルな”思考実験”が源流となって壮大な大海に至るように”相対性理論”は完成しました!

われわれも、何か大きな成功が実は、シンプルで素朴な着想のような広い意味で”思考実験”から
始まったってことが多々あるようです。

衣料通販大手の元社長さんが、民間日本人で初めて宇宙ステーションに滞在して帰還されましたが

無重力状態の宇宙空間でどんな”思考実験”をされたのでしょうか?ちょっと気にかかりますね(笑)

サヘランですが、無重力ならぬ”市民温泉の湯船に浮かんで”しばし”思考実験”して
考えをめぐらしてます!…「イザ!ゲダンケン・エクスペリメント~ッ」

みなさん、最後までご覧いただきありがとうございました。

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