みなさん、ご機嫌いかがお過ごしでしょう
こんにちは！ サヘランです
昨今において、WHOは健康に”スピリチュアル”を含める方向性で検討を進めていて
スピリチュアリティの領域を測定する8つの側面を新たに設定していることは、前回に
記事でお伝えしました。
あなたの人生で”スピリチュアリティ”領域に新風を吹き込むことが出来たなら、
さらなる人生の価値を見出していけるのではでしょうか？
その意味で原点回帰し「ヴィパッサナー瞑想」にみる「スピリチュアリティ」の価値
について見ていきましょう！
それではみなさん、しばしのお付き合いのほど
一見すると矛盾？「スピリチュアル」の匂いのしない「スピリチュアリティ」の実践
みなさんの中には、「スピリチュアル」と聞くだけでなにか、眉唾もので胡散臭いものと
思ってしまう方もいるのではないでしょうか？
後述しますが、一見すると矛盾？するようですが、ヴィパッサナー瞑想は「スピリチュアル」の匂いのしない不思議な「スピリチュアリティ」の実践方法というのが実感です！
古代インドのパーリ語で、vi ヴィとは「ありのままに・明瞭に・客観的に」、passanā パッサナーとは「観察する・観る・心の目で見る」という意味であり、vipassanā ヴィパッサナーは「今この瞬間の自分自身をよく観る」ということです。
ヴィパッサナーは、一つの型にはまった瞑想法ではありませんし、特別な世界に到達したり、人と違う超越的な力を得るためのものでもありません。そして、なにかを信ずるという宗教でも、イデオロギーや主義でもありません。
「心が落ち着く」ことで意外にも逆に、そういった物事から最も遠いところに心を運んでくれることでしょう。
あらゆるとらわれや思い込みから生まれる悩み苦しみから自分自身を解放し、束縛と制限からときはなして自由にすることで、そこかしこの苦悩を超える方法といえます。
「ヴィパッサナー瞑想」実践法の「三原則」をおさえておきましょう！
vipassanā ヴィパッサナーは、お釈迦さまの教えを直接受けた、上座仏教の長老たちによって守られ、今日まで連綿と伝えられてきた、誰にでも簡単に実践できる瞑想法です。
その、ヴィパッサナーの三原則は何でしょう？
１できるだけゆっくり動作 ２今行っていることを簡単な言葉(心中)で確認 ３感覚の変化を感じ取る
たったこの３つと、大変にシンプルな瞑想法なのですね!!
あなたも、すぐにでも取り入れて実践できそうな、気がしてきたのではないでしょうか？
そして、瞑想を続けることで変化が表れてきます。
ヴィパッサナーの肝(きも)は「文字通り」自分を徹底的に観ることです。自分が自分自身の主宰者でいられるのは、このヴィパッサナーを実践している時だけといっても過言ではないでしょう。
それ以外は、自動的な無意識の(過去の反映)反応で行動したり、他人や外部から操られているようなものです。
ちょっとしたことで感動したり、悲しくなったり、暗くなったりしてしまう心と逆の、人からなんと言われようと、誉められようとけなされようと、心の中に感情の波は起こらない「落ち着いた自分自身」が見出せるようになってきます。
日常生活で多い動作”歩く”の「ヴィパッサナー瞑想」の方法
日常生活で比較的多い動作”歩く”に「歩く瞑想」をとり入れてみましょう。
30分くらい時間を決めて集中的に実践するのもよし、日常生活の中で歩く毎に思い出して、実践するのも効果的です。
具体的な方法は
① 背筋を伸ばし、前か後ろで一旦足を組みます（足の動きに集中するため）
② 右足に全神経を集中し、「右足」と心で確認（感覚的に合うなら左からでもかまいません）
③ 「上げます」と同じく心で確認しながら右足をあげます
④ 「運びます」と同じく実況しながら、右足を前へと進めます
⑤ その後にに降ろすときも「降ろします」と確認してください
⑥ 次は左足に全神経を集中し、「左足」と心で確認。右足と同様にしていってください
なれてくれば②~⑥を意識しなくても出来るようになります。
実際にやってみるとしばらくして「心がすっきりと落ち着く」のが分かります。
具体的方法は今回紹介しませんが、立ち仕事、座り仕事の方には、”立つヴィパッサナー”や座る”ヴィパッサナー”がありますのでオススメです。
WHOの健康の意味に寄与する「ヴィパッサナー瞑想」の価値
いかがでしたでしょうか
シンプルすぎてスピリチュアルの匂いのしない(笑)「スピリチュアリティ」の実践方法としての
「ヴィパッサナー瞑想」の価値について
こんなにもシンプルな瞑想法は、体験して実感するのがもっとも手っ取り早い!! と分かりました。
そして、WHOの健康の意味に対して「ヴィパッサナー瞑想」が寄与するかどうかは
お一人お一人の瞑想実践者の感覚しだいだと言えそうです！
サヘラン的には宗教観の壁？で健康への明確な「スピリチュアル」領域の追加に苦慮している、WHOへの良いアイデアに思えてきました!(^^)!
今回の記事が、あなたの人生で”スピリチュアリティ”領域に新風を吹き込むことが出来、
さらなる人生の価値を見出して頂けたならば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます
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