最初に石器を振り下ろし、ものを叩き割ったのは誰だったのだろう?
英国ケント大学の古人類学者マシュー・スキナー氏の研究チームは、手の骨の化石を解析することで、300万年以上前の初期人類が道具を使っていた可能性があることを『サイエンス』誌に発表した。参照記事
こんにちは! サヘランです こちらはよい天気、皆さんの方はいかが?
今日の話題ですが、300万年以上前に道具を使っていたとはすごいな!
でも考えると人類が直立二足歩行を始めた700万年前と比べると400万年もの長いギャップがあります。
不思議ですね、400万年もの時間を直立二足歩行で何をしていたのでしょう?
アインシュタインも驚愕!AIに勝る『直立二足歩行ソフト』
私ことサヘラントロプス(笑→プロフィール)は、頭蓋骨の大後頭穴が下方にある。
この孔は脊髄が通る孔で、これが下方にあるということは、脊髄が下に伸びていた、つまり、直立していた可能性が高いです。
直立はヒトの派生形質であるため、チンパンジーと分岐したのちのヒトの最初の祖先であるということになる。
また、ヒトを他の霊長類から特徴づける数多くの特徴のうち、直立は最も初期に進化した形質の一つということになる。
例えば便利な機器があっても駆動するソフトがなかったら、機器は動かないですよね。
この点を考えると、初期人類の脳内に形成された直立二足歩行の回路(基本ソフト)が
人類進化のカギを握っていると思われます。
回路が先に形成され⇒回路を使っているうち⇒脊髄が太くなり⇒頭蓋骨の後頭穴の拡大
という流れかと思われますが、この価値はいったい何でしょう?
ハードは大事だがソフトはもっと大切っていう価値でしょうか!
そういえば最近開発が急速に進む、人工知能AIのディープラーニングもソフト先行ですよね。
ソフトの大事さを誰よりも知っていたのが、理論物理学者だったアインシュタインです。
出来立てのAIに比べ、400万年間も活用!脳内の『直立二足歩行回路』
昔の話になりますが、催し物の展示で二足歩行ロボットの展示をした事がありました。
準備の時間も少なく、下半身だけの簡単な歩くロボットだったのですが読ませるソフトに大変苦労していたことを思い出しました!(^^;)
基本的な動作ですが、初期人類の進化過程では大変重要な『脳内運動バランス回路』だったに違いありません。
400万年すたらずに残って活用したからこそ、次の石器の使用に続いていったのです。
すたっていたらイルカの陸⇒海と進んだように、地上⇒樹上に戻ってたかもしれません。
ヒトは400万年の間、直立二足歩行で歩き、石器ではなく木などの道具(腐りやすく化石が残りにくい)を器用に使って、脳の容積を少しずつ増やして来たのではないでしょうか。
アインシュタインも太鼓判!『脳内直立二足歩行回路』から見えてきた価値とは
人工知能AI関連の株式に投資なさってる方には恐縮ですが、人工知能AIのソフトは機器ハード進歩などもありで100年後にはすたっているかもしれません。
それに比して、『脳内直立二足歩行回路』は700万年も今なお現役で活用中なのです。
『最も優秀な基本ソフト!』アインシュタインが生きていたら太鼓判を押すでしょう。
そしてハードは大事だがソフトはもっと大切っていう価値!
を訴えかけ理論物理学者らしく付け加えることでしょう。
そうですね、例えばスマートフォンを新しくしたら機器のハードは十分なので…
アプリの充実を図りましょう! あっつ!また自分に言い聞かせてる(^^;)
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